仕掛け 2006 4 17

 日経平均株価は、先物に左右されているような感じがします。
日経平均株価を下げたいと思えば、先物に、仕掛け的な「売り注文」を出し、
逆に、上げたいと思えば、先物に、仕掛け的な「買い注文」を出すという具合です。
つまり、日経平均株価そのものを、意図的に操作できる状況に近いと思います。
 個別銘柄も、日経平均株価に連動しやすい状況であり、
今日の後場の終盤、日経平均株価が崩れると、
それに連動する形で、個別銘柄も、値を崩していきました。
 こんな状況では、一般の人は、株式投資はリスクが高いと思うでしょうね。
どんなに好業績の銘柄でも、どんなにチャートの形がよくても、
日経平均株価が崩れれば、あるいは先物が崩れれば、ダメになるというのでは、
株式投資はリスクが高いと思うでしょう。
 そもそも、先物は、リスク回避のためにあるはずです。
それが、今や、投機の道具、あるいはバクチの道具になっているのが、おかしい。





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